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NANA MOUSKOURI  "彼女のキスは彼を酔わせた"

NANA MOUSKOURI  "彼女のキスは彼を酔わせた"

写真上は、アルバム・タイトル≪NANA MOUSKOURI≫(FONTANA MEDIUM 460.953 ME FRANCE)の洋盤4曲入りEP表面です。写真下はその裏面です。

彼女のキスは彼を酔わせた

今回は、本EPに収められている≪彼女のキスは彼を酔わせた≫を紹介致します。この歌は、もともとは農夫と死んだ牛についての伝統的なアイルランド民謡でした。≪白い背中の茶色の忠実な牛/子牛 Drimindown/Drumion Dubh≫
1950年、ピート・シガーとウィーバーズのリー・ヘイズはこの歌に新しい歌詞とコーラスを書き、ラブソングにしました。≪ワインよりも甘いキスKisses Sweeter Than Wine≫
1951年にウィーバーズが録音したバージョンがアメリカでヒットしました。音楽はジョエル・ニューマン、歌詞はポール・キャンベルの名義でクレジットされているが、どちらもウィーバーズの出版社であるハウイー・リッチモンドのペンネームである。
ナナは、フランスの作家・詩人であるボリス・ヴィアンによるフランス語歌詞で唄います。

彼女のキスは彼を酔わせた  SES BAISERS ME CRISAIENT

彼はキスを知らない若者だった
彼は「息子よ、そろそろ変化の時だ。」と言われた
彼は金髪の女性を見付けてキスをした
そして、その直後に始まった


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです。」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた


彼は言った「私の言うことを聞いてくれるかい、愛しい人?」
さあ、私の手を差し伸べましょう 私は最高の夫になります
彼は魂と命をかけて訴えた
そしてついに 彼女は彼にイエスと答えた


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた


彼は結婚して12人の子供をもうけたいと思っていた
翌朝 畑から帰ると
緑色の目をした濃い茶色の髪の女性がたまたま通りかかった
そして彼は「結婚してくれますか?」と言った


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです。」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた


茶色の馬に乗って結婚式へ向かう
彼は道の曲がり角で赤毛の女性に出会った
彼女はみずみずしい肌と上向きの鼻をしていた
彼は振り返りもせずについて行った


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた


そして時が経ち 彼は年老いた
そして今 可哀そうに 髪の毛が一本も残っていない
でも 今でも彼を愛している女性を知っています
そして いつか彼は故郷へ帰るだろう


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた

若き日のナナが、彼を酔わせた≪彼女のキス≫の数ある想い出を唄います。