Sound Gallery ブログ

吉祥寺のオーディオ機器とNana Mouskouriのレコード・CD専門店ブログ。

NANA MOUSKOURI  "庭の門で"

NANA MOUSKOURI  "庭の門で"

写真上は、アルバム・タイトル≪NANA MOUSKOURI VOLUME2≫(INPACT 6371 153)の洋盤LPの表面です。写真下はその裏面です。

庭の門で

今回は、本LPに収められている≪庭の門で≫を紹介致します。この曲は、カナダのシンガーソングライターであるゴードン・ライトフットの作品ですが、ナナが唄うのはフランスのシンガーソングライターであるガイ・ボンテンペリによるフランス語歌詞です。

庭の門で  A LA PORTE DU JARDIN

庭の門で君の仕草が見える
君が去っても 僕はそこに留まる
君は僕に大きく手を振る
君の瞳は夢を知っている


あなたが私を忘れつつあることを分かっている
鳥小屋のバラに
雨が沈む
蜂の夢に
過ぎなくなることを


朝早くのキスはとても優しく
恋人たちは静まり返っている
夕方が来るまで
庭の門で待っていなければならない


あなたが私を忘れつつあることを分かっている
君が通り過ぎる
鳥や葦、影、何もかもが
夜が訪れるまで
夜が訪れるまで
夜が訪れるまで

ナナは、ジ・アテニアンズによる軽快な伴奏をバックに、<庭の門で日没まで君を待つ>悲しい心境をさりげなく唄います。

NANA MOUSKOURI  "枯れ木"

NANA MOUSKOURI  "枯れ木"

写真上は、アルバム・タイトル≪nana mouskouri≫(FONTANA 460 245 ME FRANCE)の洋盤EPの表面です。写真下はその裏面です。

枯れ木

今回は、本EPに収められている≪枯れ木≫を紹介致します。この曲の作曲は、ボブ・セラーズ(Bob Sellers)と記されていますが詳細は不明です。作詞は、フランスの俳優兼作詞家であるジャック・フェリエールによる<失われた愛の歌>です。

枯れ木  LES ARBRES MORTS

あなたが私のもとを去るとき
枯れ木は倒れ
野の花は刈り取られるでしょう
んんんん


あなたが私のもとを去るとき
私たちの丘は白くなり
私たちの谷は雪崩に見舞われるでしょう
んんんん


行かないで 行かないで お願いです
私を信じて そう私を信じて 
あの土地では 彼らはあなたの愛を殺すでしょう
彼らはあなたの愛を殺すでしょう


しかし枯れ木は芽を出すでしょう
野の花は再び咲く
あなたが私の元へ戻ってきたら
んんんん


ほら ほら 私の元へ戻ってくる
なぜ なぜ何も言わないのか教えて
あなたの心は壊れて 死んでしまった
そう あなたの心は死んでしまった


枯れ木を横たえよう
私は野の花を植えよう
私たちの失われた愛の
むき出しの土の上に

ナナは、去っていったあなたを懐かしみ、<枯れ木>を大地に横たえて唄います。

NANA MOUSKOURI  "星が輝くとき" 

NANA MOUSKOURI  "星が輝くとき" 

写真上は、アルバム・タイトル≪NANA MOUSKOURI l’enfant au tambour≫(FONTANA 885 532 MY FRANCE)の洋盤LPの表面です。写真下はその裏面です。

星が輝くとき

今回は、本LPに収められている≪星が輝くとき≫を紹介致します。この曲は、ギリシャの作曲家であるマノス・ハジタキスの作品です。ナナが唄うのは、フランスの作詞家兼作曲家であるフランク・ジェラルドのフランス語歌詞です。(もともとの詩は、ドイツ生まれの作曲家であるロルフ・マーボットと思われます。)

星が輝くとき  QUAND S’ALLUMENT LES ETOILES

星が輝くとき
私の土地の空に
星が輝くとき
涼しい夜に
海から風が吹き
丘へと運んでいく
すべての愛の歌を
海から風が吹き
丘へと運んでいく
すべての愛の歌を


ある晩 彼に出会った
彼はギターを弾いていた
私は忘れようとした
周りの人たちは話していたけれど
私は彼の話だけを聞き
彼の姿だけを見ていた


星が輝くとき
私の土地の空に
星が輝くとき
涼しい夜に
海から風が吹き
丘へと運んでいく
すべての愛の歌を
海から風が吹き
丘へと運んでいく
すべての愛の歌を


夜が明けると
みんないなくなっていた
私は彼と二人きりで踊り
それ以来何も変わっていない
私は彼とだけ踊り
彼のためだけに歌う


星が輝くとき
私の土地の空に
星が輝くとき
涼しい夜に
海から風が吹き
丘へと運んでいく
すべての愛の歌を
海から風が吹き
丘へと運んでいく
すべての愛の歌を


私たちの愛の歌を

ナナは、マノス・ハジタキスの美しい楽曲に乗って、<愛の歌>を情感を込めて唄います。

NANA MOUSKOURI  "沈黙の壁"

NANA MOUSKOURI  "沈黙の壁"

写真は、アルバム・タイトル≪Mauern aus Schweigen≫(PHILIPS 818 911-7 1983 WEST GERMANY)のEP表面です。

沈黙の壁

今回は本EPに収められている≪沈黙の壁≫を紹介致します。この曲は、もともとはイタリアのグイドとマウリツィオ・デ・アンジェリスの兄弟が作曲し、イギリスのソングライターであるスーザン・ダンカン=スミスが作詞した歌です。ナナが唄うのはドイツのソングライターであるフランク・ソーステンによるドイツ語歌詞です。

沈黙の壁  MAUERN AUS SCHWEIGEN

朝が青ざめる
部屋に入ってきて
君の呼吸が聞こえて
君が目を覚ましたのがわかる
誰が勇気を出して
夜の終わりに
和解を求めて
手を差し伸べるだろうか
私たちは感じすぎている
今はもっと多くのこと
もっと多くのこと


沈黙の壁
それが立ち上がる時
決して私たちほど
強くあってはならない
そしていざとなったら
私と一緒に
言葉のために戦おう


沈黙の壁
それは私たちを分断することができる
しかし私たちは長い間
お互いを愛し知り合ってきたので
私たちはそれを打ち負かす
沈黙の壁を
私たちはそれを打ち壊す
私たち二人とも
一緒に生きるということは
お互いを理解し
間違いを許すということ
誰もが時々間違いを許すということ
誰もが時々間違いを犯す
昨夜の口論の後
私たちは沈黙していた
それぞれが自分のことしか考えていなかったからだ
今朝のたった一言で
私たちが陥っていた危険は消え去った


沈黙の壁
それが立ち上がる時
決して私たちほど
強くあってはならない
そしていざとなったら
私と一緒に
言葉のために戦おう


沈黙の壁
それは私たちを分断することができる
しかし私たちは長い間
お互いを愛し知り合ってきたので
私たちはそれを打ち負かす
沈黙の壁を
打ち破ることができる
二人でその壁を

ナナは、親しみやすいメロディー・ラインに乗って、<沈黙の壁>を乗り越える勇気と希望を唄います。

NANA MOUSKOURI "ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より)"

NANA MOUSKOURI "ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より)"

写真上は、アルバム・タイトル≪NANA MOUSKOURI・CLASSIQUE≫(PHILIPS 836 593-1 1988)の洋盤LPの表面、写真下はLP見開きのスナップ写真です。クラシックの名曲が、すがすがしくも力強いナナの美声をいっそう際立たせている素晴らしいアルバムです。

ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より)

今回は、本LPに収められている≪ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より)≫を紹介致します。この曲は、19世紀フランスのオペラ作曲家であるフランソワ・バザンのオペラ<メイトル・パセリン>からの作品です。ピアノ曲などで美しいメロディーを作るバザンらしいリリカルな曲です。ナナが唄うのは、フランスのピアニストで作曲家・演奏家として知られるアラン・ゴラゲールが編曲した曲です。

ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より) ROMANCE de l’opera MAITRE PATHELIN

目覚めるとあなたのことを考え
遠くから目であなたを追う
眠りにつくと
不思議な夢の中であなたに会う
私の心が切望する唯一の幸せは
この上なく甘い告白を受けること
それが 私があなたに伝えたいこと
でも 私はあなたを恐れすぎている

 

あなたの通り過ぎるのを待ち
いつかあなたに会えることを願っている
私は甘い言葉で自分に言い聞かせる
今日こそ 彼女を動かしたい 熱狂の中で
ひざまずきながら「愛している」と言いたい
それが 私があなたに伝えたいこと
でも 私はあなたを恐れすぎている

ナナは、相手を想う一途な気持ちを打ち明ける勇気が出ない恋の歌を、柔らかなソプラノに乗って切なく唄います。