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吉祥寺のオーディオ機器とNana Mouskouriのレコード・CD専門店ブログ。

NANA MOUSKOURI "ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より)"

NANA MOUSKOURI "ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より)"

写真上は、アルバム・タイトル≪NANA MOUSKOURI・CLASSIQUE≫(PHILIPS 836 593-1 1988)の洋盤LPの表面、写真下はLP見開きのスナップ写真です。クラシックの名曲が、すがすがしくも力強いナナの美声をいっそう際立たせている素晴らしいアルバムです。

ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より)

今回は、本LPに収められている≪ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より)≫を紹介致します。この曲は、19世紀フランスのオペラ作曲家であるフランソワ・バザンのオペラ<メイトル・パセリン>からの作品です。ピアノ曲などで美しいメロディーを作るバザンらしいリリカルな曲です。ナナが唄うのは、フランスのピアニストで作曲家・演奏家として知られるアラン・ゴラゲールが編曲した曲です。

ロマンス(オペラ[マスター・パテリン]より) ROMANCE de l’opera MAITRE PATHELIN

目覚めるとあなたのことを考え
遠くから目であなたを追う
眠りにつくと
不思議な夢の中であなたに会う
私の心が切望する唯一の幸せは
この上なく甘い告白を受けること
それが 私があなたに伝えたいこと
でも 私はあなたを恐れすぎている

 

あなたの通り過ぎるのを待ち
いつかあなたに会えることを願っている
私は甘い言葉で自分に言い聞かせる
今日こそ 彼女を動かしたい 熱狂の中で
ひざまずきながら「愛している」と言いたい
それが 私があなたに伝えたいこと
でも 私はあなたを恐れすぎている

ナナは、相手を想う一途な気持ちを打ち明ける勇気が出ない恋の歌を、柔らかなソプラノに乗って切なく唄います。

NANA MOUSKOURI  "愛する人よ、道を行きましょう"

NANA MOUSKOURI  "愛する人よ、道を行きましょう"

写真上は、アルバム・タイトル≪NANA MOUSKOURI GUANTANAMERA≫(FONTANA 6399 018 FRANCE)の洋盤LPの表面です。写真下はその裏面です。このLPは、1965年~1966年に収録されたナナ・ムスクーリ最初期のアルバムです。

愛する人よ、道を行きましょう

今回は、本LPに収められている≪愛する人よ、道を行きましょう≫を紹介致します。この曲は、アメリカのクラシックギタリスト、作曲家、歌手、作家、詩人であるメイソン・ウィリアムズ(MASON WILLIAMS)の作品です。ナナは、ピエール・ドラノエによるフランス語歌詞で<愛>を唄います。

愛する人よ、道を行きましょう MON AMOUR PRENONS LA ROUTE

愛しい人よ 旅に出よう
私たちは一生 一緒にいる
人混みの中より ずっといい
騒音より ずっと良い


永遠の雪の上で
古い木造船の上で
我々には他に 主人はいない
あなたは私より 私はあなたより


緑の平原が見えるでしょう
風が冷たくならない場所
私があなたを愛し あなたが私を愛するなら
誰も知らない


愛しい人よ 旅に出よう
どうなるか 見てみよう
もし私たちが 自分の影しか見ないなら
それはとても良いことです


愛は星のようなもの
その光がどこから来るのか 誰にもわからない
それ以上のことは分かりません
彼が生きているとき 彼が死ぬとき

若き日のナナが、素晴らしい歌声で<愛の旅>を奏でます。

NANA MOUSKOURI  "再び南風が吹く"

NANA MOUSKOURI  "再び南風が吹く"

写真上は、アルバム・タイトル≪Nana Mouskouri≫(FOMTANA 261 289 TF)の洋盤2曲入りのEP表面です。写真下はその裏面です。

再び南風が吹く

今回は、本EPに収められている≪再び南風が吹く≫を紹介致します。この歌は、もともとはギリシャの作曲家であるマノス・ハジタキスの作品です。この曲をドイツの作曲家であるハインツ・アリッシュが編曲し、ドイツの作詞家であるエルンスト・ベイダーが歌詞を書きました。この歌をギリシャ出身のナナが、<いつかまた南風が吹く日を待ちながら>少し切ない再会への想いをドイツ語で唄います。

再び南風が吹く Einmal weht der Sudwind wieder

星空の下 浜辺で
彼は私に手を差し伸べ
生涯の愛を誓ってくれた
しかし 彼は去っていった
それでも私は彼の言葉を信じている
後悔するキスは一つもない


再び南風が吹く時
私は港に立つだろう
遥か彼方から
船が海を渡ってやって来て
私たちは再び会うだろう
再び南風が吹く時
あなたは私だけのものとなる
私を幸せにしてくれた
最初の夜いらい
私は二度と孤独になることはないだろう


いつか どこかで
あなたも自分の故郷は
遠い星々ではないと思うようになるでしょう
そしてあなたは船に乗り込み
青い彼方から吹く風に乗って
私のもとへと連れ去られていくでしょう


再び南風が吹く時
私は港に立つだろう
遥か彼方から
船が海を渡ってやって来て
私たちは再び会うだろう
再び南風が吹く時
あなたは私だけのものとなる
私を幸せにしてくれた
最初の夜いらい
私は二度と孤独になることはないだろう

ギリシャ出身の若きナナが、1962年にドイツのシングルチャートで1位を獲得した代表曲です。

NANA MOUSKOURI  "彼女のキスは彼を酔わせた"

NANA MOUSKOURI  "彼女のキスは彼を酔わせた"

写真上は、アルバム・タイトル≪NANA MOUSKOURI≫(FONTANA MEDIUM 460.953 ME FRANCE)の洋盤4曲入りEP表面です。写真下はその裏面です。

彼女のキスは彼を酔わせた

今回は、本EPに収められている≪彼女のキスは彼を酔わせた≫を紹介致します。この歌は、もともとは農夫と死んだ牛についての伝統的なアイルランド民謡でした。≪白い背中の茶色の忠実な牛/子牛 Drimindown/Drumion Dubh≫
1950年、ピート・シガーとウィーバーズのリー・ヘイズはこの歌に新しい歌詞とコーラスを書き、ラブソングにしました。≪ワインよりも甘いキスKisses Sweeter Than Wine≫
1951年にウィーバーズが録音したバージョンがアメリカでヒットしました。音楽はジョエル・ニューマン、歌詞はポール・キャンベルの名義でクレジットされているが、どちらもウィーバーズの出版社であるハウイー・リッチモンドのペンネームである。
ナナは、フランスの作家・詩人であるボリス・ヴィアンによるフランス語歌詞で唄います。

彼女のキスは彼を酔わせた  SES BAISERS ME CRISAIENT

彼はキスを知らない若者だった
彼は「息子よ、そろそろ変化の時だ。」と言われた
彼は金髪の女性を見付けてキスをした
そして、その直後に始まった


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです。」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた


彼は言った「私の言うことを聞いてくれるかい、愛しい人?」
さあ、私の手を差し伸べましょう 私は最高の夫になります
彼は魂と命をかけて訴えた
そしてついに 彼女は彼にイエスと答えた


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた


彼は結婚して12人の子供をもうけたいと思っていた
翌朝 畑から帰ると
緑色の目をした濃い茶色の髪の女性がたまたま通りかかった
そして彼は「結婚してくれますか?」と言った


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです。」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた


茶色の馬に乗って結婚式へ向かう
彼は道の曲がり角で赤毛の女性に出会った
彼女はみずみずしい肌と上向きの鼻をしていた
彼は振り返りもせずについて行った


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた


そして時が経ち 彼は年老いた
そして今 可哀そうに 髪の毛が一本も残っていない
でも 今でも彼を愛している女性を知っています
そして いつか彼は故郷へ帰るだろう


「主よ、彼女のキスは彼を酔わせたのです」
ああ、なんてことだ! 彼女のキスは彼を酔わせた

若き日のナナが、彼を酔わせた≪彼女のキス≫の数ある想い出を唄います。

NANA MOUSKOURI  "心ない月"

NANA MOUSKOURI  "心ない月"

写真上は、アルバム・タイトル≪nana mouskouri≫(FONTANA 460 963 ME FRANCE)の洋盤EPの表面です。写真下はその裏面です。

心ない月

今回は本EPに収められている≪心ない月≫を紹介致します。この曲は、ジ・アテニアンズのジョルジュ・ペツィラスが作曲したもので、フランス語歌詞はAurelia(Monique Le Porrier)とされていますが詳細は不明です。

心ない月  LUNE SANS COEUR

心ない月
あなたは決して時間通りに来ない
なぜ今夜は
昨夜より遅いの?

 

心ない月
わたしの心臓の鼓動が聞こえないの?
毎晩
私の愛する人が会いに来る
あなたが薄明りを作り出すと
すぐに彼はこっそり出ていく
彼には時間がない

 

心ない月
君は僕の愛する人を遅刻させる
それでもあなたは
私たちを隠すのに十分な影と
お互いを見つけ見つめ合うのに
十分な光を投げかける
彼を照らすために
蛍を撒かなければならないの?

 

心ない月
いつも同じ時間に
黄昏に導いた
月明かりのなかにいる私の愛しい人
三日月よ
私の光を照らして
彼が早く道を見つけられますように

ナナは、ジ・アテニアンズのジョルジュ・ペツィラスのギター伴奏に乗り、<心ない月>に祈ります。