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Sound Gallery ブログ

吉祥寺のオーディオ機器とNana Mouskouriのレコード・CD専門店ブログ。

NANA MOUSKOURI “太陽とそよ風の下で”

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NANA MOUSKOURI “太陽とそよ風の下で”

写真上は、アルバム・タイトルNANA’S First Album≫(PHILIPS SFX-7226 1974?)の邦盤LP(パリの恋人 ナナ・ムスクーリ ファースト・アルバム)で、写真下はアルバム・タイトルnana “dans le soleil et dans le vent”≫(FONTANA 6399 014 1969)の洋盤LPです。どちらも同じ曲構成のLPですが、フランス盤LPは1969年に発売され、日本では1974年頃にFIRST ALBUMとして発売されました。このLPには、1960年代後半のメロディーの美しい優れた歌詞の歌が選曲され収められております。

今回は、本LPに収められている“太陽とそよ風の下で dans le soleil et dans le vent”について紹介致します。この曲は、ユーゴスラヴィアのドルデ・ノブロビッチが1969年に作詞・作曲した歌で、ミッシェル・ジュルダンがフランス語の歌詞をつけています。戦争の悲しさを教える唄で、大ヒットしました。

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太陽とそよ風の下で DANS LE SOLEIL ET DANS LE VENT

また秋が来て 子供たちは穫り入れに忙しい

私も薪木を集め終わったわ

ほかの若者たちと一緒に 戦闘服を着て

あなたは遠くへ行ったまま

歌の好きだったあなた

 

光を浴びて 風を受けて

古い風車の翼はまわる

あなたと私 手に手をとって生きてゆけば

翼もまわりつづけるでしょう

 

たばこ入れに積もった埃(ホコリ)を見れば

あなたのいないことが身にしみる

でも私には聞こえているの

去年 私をなぐさめて

あなたのうたってくれた あのやさしい歌が

 

あなたの戦友が昨日 戦場から戻ってきた

彼は何も言わなかった でも私には分かったわ

あなたの鎖や 毛の上衣を見れば

もう二度と あなたが戻ってきて

私に歌をうたってくれることはないのね

 

光を浴びて 翼はまわる

時は流れて 何も変わりはしない

でも私の心のなかでは 昨日から

古い風車は 止まってしまったの

ハーモニカの奏でるイントロが、戦場へ去ったまま帰らぬ恋人を思う女心に、一層の哀愁を添えています。NANAは恋人への想いと悲しみを切々と唄い上げていきます。

『太陽とそよ風の下で、私は貴方が帰って来るのを待って生きて来たのに、・・・・。』