NANA MOUSKOURI “レインボー・レース”

写真上は、アルバム・タイトル≪アローン／ナナ・ムスクーリ≫(PHILIPS 28PP-104 1985)の邦盤ＬＰの表面で、写真下はその裏面です。このＬＰには、英語歌詞によるヒット曲のほか、トラディショナル・ナンバーからポピュラー・ナンバーまでが含まれており、ナナ・ムスクーリによる円熟したフィーリングを存分に楽しむことが出来ます。ＬＰ発売と同時にＣＤ化もされています。

レインボー・レース

今回は、本ＬＰに収められている≪レインボー・レース≫を紹介致します。この曲は、アメリカン・フォーク・ソングの大御所であるピート・シーガーの作品です。ピートは、日本でのコンサートの帰路、太平洋の上空で、この歌を思い付いたと言う。石油や石炭の使い過ぎをやめ、地球温暖化や海面の上昇をみんなで力を合わせてくい止めよう！私達はこの地球を、お互いを愛しているから。ナナも、＜虹の民＞と共に唄います。

レインボー・レース　MY RAINBOW RACE

頭上に広がる１つの青空
岸を洗う１つの海
緑と茶色の１つの地球
これ以上を望む人はいない

愛しているから
もう一度挑戦してみよう
私の虹の民に見せるために
早すぎる
消えてしまうには早すぎる
消えてしまうには早すぎる

ダチョウのように　頭を砂に埋めて
目を背けたい人もいる
思うままに　夢を望み
欲にすがる手を離したい人もいる

楽な道を選びたい人は
毒や爆弾が　私達に必要と思っているけど
信じない人を皆殺しにすることは出来ない
自由への近道なんてない

約束しよう
もう一度やってみよう
私の虹の民に見せるために
早すぎる
消えてしまうには早すぎる
消えてしまうには早すぎる

消えてしまうには早すぎる
消えてしまうには早すぎる
消えてしまうには早すぎる
消えてしまうには早すぎる
消えてしまうには早すぎる

頭上に広がる１つの青空
岸を洗う１つの海
緑と茶色の１つの地球
これ以上を望む人はいない

愛しているから
もう一度挑戦してみよう
私の虹の民に見せるために
早すぎる
消えてしまうには早すぎる
消えてしまうには早すぎる