NANA MOUSKOURI “5セントの願い”
写真は、アルバム・タイトル≪ナナ・ムスクーリ/世界のビッグ・ヒットを歌う≫(FONTANA SFX-6005 1974)の邦盤LP表面です。このアルバムには、世界各国の英語とフランス語によるビッグ・ヒットが集められており、お馴染の名曲を情感豊かな演唱で聴く事が出来ます。(以前に、当ブログにて紹介いたしました。)
5セントの願い
今回は、本LPに収められている≪5セントの願い≫を紹介致します。アメリカの女性シンガー・ソング・ライターであるメラニー・サフカによる1970年の作品で、翌年から’72年にかけてヒットしました。この曲(NICKEL SONG)は、日本では≪5セントの歌≫という邦題で紹介されました。メラニーは、『ネェ、あたいがサ、バクチうちじゃないことは、アンタも知ってるジャン、でもサ、あたいバクチ場にいたンヨ、連中は5セントを入れたワ、あたい歌ったんヨ、ララダダダ・・・。』こんな感じで唄っておりますが、ナナは愛らしいフィーリングでこの曲を唄い、フレッシュな魅力を感じさせてくれます。
※永田文夫氏の解説を引用
ナナは、この曲をピエール・ドラノエの仏語歌詞(仏題“POUR QUELQUES CENTIMES”)にても唄っております。
5セントの願い NICKEL SONG
わかっているかい
僕は賭博師じゃないよ
でも ギャンブルさせられ通し
5セントを賭けて
僕はちょっと口ずさむのさ
ララダダダ・・・・・・
彼等が ラッキーだって構わないさ
でもいつも 彼等が勝ってしまうんだ
ギャンブルすると いつも悪い気持ちになるけど
5セント持っていると すぐ賭けてしまうんだ
僕は5セントの男
ちょっと口ずさむのさ
彼等は5セントだけ賭けたのに
1ドルの歌が欲しいのさ
彼等は5セントだけ賭けたのに
1ドルの歌が欲しいのさ
何も知っちゃいないけど
どうなっているのか わかるんだ
ただ ちょっとだけ賭けるだけで
沢山賭けやしないさ
悪いことだもの
僕達は 5セントの男
ちょっと口ずさむのさ
ララララ・・・・・・
彼等は5セントだけ賭けたのに
1ドルの歌が欲しいのさ
彼等は5セントだけ賭けたのに
1ドルの歌が欲しいのさ
ララダダダ・・・・・・・
彼等は5セントだけ賭けたのに
1ドルの歌が欲しいのさ
ララダダダ・・・・・・・